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2020 Dashiell Hammett Award候補作発表 [洋書]

2020 Dashiell Hammett Award 候補作が the International Association of Crime Writersより発表された。

候補作:

The Adventure of the Peculiar Protocols by Nicholas Meyer, St. Martin’s Press


The Adventure of the Peculiar Protocols: Adapted from the Journals of John H. Watson, M.D.

The Adventure of the Peculiar Protocols: Adapted from the Journals of John H. Watson, M.D.

  • 作者: Meyer, Nicholas
  • 出版社/メーカー: Minotaur Books
  • 発売日: 2019/10/15
  • メディア: ハードカバー



Blood Relations by Jonathan Moore, Mariner Books


Blood Relations

Blood Relations

  • 作者: Moore, Jonathan
  • 出版社/メーカー: Mariner Books
  • 発売日: 2019/06/18
  • メディア: ペーパーバック


Bluff by Jane Stanton Hitchcock, Poisoned Pen Press

The Murals by William Bayer, Severn House

The Murals

The Murals

  • 作者: Bayer, William
  • 出版社/メーカー: Severn House Pub Ltd
  • 発売日: 2020/06/02
  • メディア: ペーパーバック


Norco '80: The True Story of the Most Spectacular Bank Robbery in American History by Peter Houlahan, Counterpoint Press

Norco '80: The True Story of the Most Spectacular Bank Robbery in American History

Norco '80: The True Story of the Most Spectacular Bank Robbery in American History

  • 作者: Houlahan, Peter
  • 出版社/メーカー: Counterpoint
  • 発売日: 2020/06/09
  • メディア: ペーパーバック



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映画「Good Liar」 [映画]

GoodLiar.JPGWikipediaのあらすじ:「ロイ・コートネイはベテランの詐欺師であった。身分を偽って相手の懐に飛び込み、徐々に相手の信頼を勝ち取っていき、油断しきったところで財産を残らず奪い取るというのがロイの得意とする手法であった。2009年、そんなロイが新しく目を付けたのが資産家のベティ・マクリーシュであった。ベティは1年前に夫を亡くしてからというもの、悲しみに暮れていた。しかも、ベティは持病の発作に苦しんでおり、「もう長く生きられない」と気弱になっていた。ロイはベティの孤独や苦しみに付け入り、あっという間に彼女の信頼を勝ち取ったかに見えた。

ところが、ベティは陰である策略を巡らせていたのである。」

全く予備知識を持たずにみるとぐいぐい引き回されローラーコースターライドを楽しめる。ハリウッド映画のいいところが出た傑作。
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ミステリーの本棚:Arnaldur IndridasonのReykjavik Nights [洋書]


Reykjavik Nights (Inspector Erlendur)

Reykjavik Nights (Inspector Erlendur)

  • 出版社/メーカー: Picador USA
  • 発売日: 2016/10/11
  • メディア: ペーパーバック


もう14冊も出ているErlendurシリーズだが、この本は彼が警察に入ったばかりの頃の話。この仕事が好きで頼まれもしない行方不明事件を調べることを趣味にしているErlendurだが、面識のあったホームレスのHannibalがおぼれて死んだ。同じころクラブ活動から帰宅途中に若い女性が行方不明になった。どちらの事件も迷宮入りになってしまったが、Erlendurは趣味の延長で調べ始める。
 まだ駆け出しの警官に過ぎないから、夜勤もこなすし、交通整理などの細かいことから厄介な事件まで、結構忙しいところがシリーズ全部の背後に流れているのだなあとあらためて思う。趣味で勝手に捜査し、結果を出すというのが。楽しいね。

Start:2020/1/3 Finished:2020/1/22   評点:★★★★★


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COVID-19 [ハギシリ]

今回のCOVID-19騒ぎで、私は高年齢者に分類され死亡率が高いとされる為に自宅軟禁に近い生活になってしまった。これがなければ行きたかったジャズ喫茶もあれば、映画や美術館もたくさんある。こんな騒ぎになる前にさっさと行っておけばよかったな。
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映画「ダウントンアビー」 [映画]

DowntonAbbey.JPGテレビドラマはシーズン1を全部見たが、シーズン2の第1回の録画を忘れたのでそれを見てから続きを見ようと決め、Amazon Primeで第1回もいつでも見れるのだけどまだそのままになっている。映画になったというので、それまでのあらすじの紹介ビデオを先に見て、映画を見た。これはアメリカ映画でイギリスに郷愁を感じた政策人がそれらしく作った映画で、イギリス国王が館を訪問するといういう一大イベントをハリウッド調ドタバタ劇にしてしまったのだね。
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鶯谷のグリルビクトリア [Jazz Spot]

ビクトリア01.JPG山手線鶯谷駅北口を出て、まっすぐ行くと大きな道路に出るので、それを右折し一筋目を左折してまっすぐ行くと店が右側にある。
ビクトリア02.JPG棚の上に置かれたJBLスピーカー。右にあるノートPCが音源で、ジャズがふつうのBGM より大きめの音量で。気持ち良く流れている。メニューは本格的洋食で量もあって大満足。
ビクトリア03.JPG鶯谷駅に戻る途中にこんな案内が出ていることに気が付いた。

店のWebページはこちら

訪問:2020年1月
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「映画」Motherless Brooklyn [映画]

MotherlessBrooklyn.JPGミステリー作家Jonathan Lethemの原作だが、残念ながらこれは読んでない。Gun,Occasional Musicは2000年に読んでいる。
Wikipediaのあらすじ:1957年のニューヨーク、孤児院で暮らしていたライオネル・エスログはフランク・ミナに引き取られることになった。フランクの庇護下にいた他の3人たちの孤児と同様、ライオネルはフランクの「お使い」をこなし、それを通して生きる力を身につけていった。

しばらくして、ライオネルはフランクの下で私立探偵として活動するようになった。ライオネルはトゥレット症候群を抱えていたため、仕事では苦労することが多かったが、人並外れた記憶力をフル活用して職務に当たっていた。そんなある日、恩人であるフランクがトラブルに巻き込まれて銃殺されるという事件が発生した。ライオネルは直ちに犯人を突き止めようとしたが、手掛かりの少なさ故に捜査は難航した。それでも、ライオネルは諦めようとはしなかった。必死に真相を追い求めるうちに、ライオネルはニューヨークの闇の奥深くにまで入り込んでいった。
 出てくるジャズクラブでの演奏が素晴らしい。テナーサックス、ピアノ、ベース、ドラムのクァルテットだったか、2曲は途中フェードアウトやセリフのかぶさりもなく聞かせてくれる。1曲目は循環コードの曲だったと思うが客名を忘れてしまった。C.T.Aだったかな。時代設定の割には新しいフレーズで快調にスイングする。2曲目はバラードで3曲目から場面が転換されていく。
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ミステリーの本棚:P. J. ParrishのDead of Winter [洋書]

ミシガン州のLoon Lakeは風変わりな街として観光客を集めているが殺人犯が復讐をしようとしているよ殴打。一人また一人と警察官がむごたらしく殺され、各死体には暗号メッセージが書かれたカードが残されていた。精神的に回復してきたLouis Kincadeはいろいろ警察の面接を受けるが採用するところはない。ようやく採用されたLoon Lake警察だが、前任者が殺害されたための補充だとわかってくるが、誰もそのことに触れるものがいない。重要容疑者を捕まえたがKinkadeのミスで逃がしてしまい、周りから集中攻撃を受ける。
 ここからKinkadeの体を張った活躍が始まり、グイグイ引き込まれる。大満足の5★だと読書DBに登録しようとしたら、もう登録済みになっているではないか。2016年7月に読了とある。うーん、すっかり忘れているものだから気が付かなかった。楽しめたからいいとするか。

 ひとつわからないのは作者P.J. Parrishは姉妹の作家で2人組のはずなのだが、Amazonの作者紹介では1人のように書かれていること。誰も指摘しないのだろうか。

Start:2019/12/16 Finished:2019/12/31  評点:★★★★★

DEAD OF WINTER: A Louis Kincaid Thriller (Louis Kincaid/Joe Frye mystery series)

DEAD OF WINTER: A Louis Kincaid Thriller (Louis Kincaid/Joe Frye mystery series)

  • 作者: Parrish, P.J.
  • 出版社/メーカー: Our Noir Publishing
  • 発売日: 2018/08/21
  • メディア: ペーパーバック



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宇治のSir Duke [ジャズ喫茶]

SirDuke01.JPG京阪電車の中書島で宇治線に乗り換えて、木幡(こわた)駅下車。駅からすぐに店がある。2階の入り口から入ると、右側にガラスの扉付きの部屋があってお客さんらしき人がいるが、扉が半開きでどうも喫茶という雰囲気ではないので、左に行くと喫茶店らしき雰囲気だ。SirDuke02.JPG手前にケーキが並んだガラスケースがあり、ここはケーキ屋でもあるようだ。
SirDuke03.JPG手前の布に包まれているのはアップライトピアノ。コーヒーを頼んだが、音楽が鳴っている気配がない。ありゃこれは失敗したかなと思っていると静かにジャズらしき音が聞こえてきた。他にお客さんがいなかったので音を止めていたらしい。
SirDuke04.JPG左の奥にはキッチンがあり、そこでケーキを作っている模様。注文を取りに来た男性がケーキも作っているようで白衣を着ている。そこへ2人組のお客さんが来てケーキとコーヒーを注文。更にケーキの持ち帰りのお客さんが来て幾種類か頼んでいるが:、一度にいろいろできずパニック状態。入り口の右の部屋は大人のピアノ教室だったようで、その先生が本来はもうひとりの店員だったのだが、教室が終わって帰ってしまったのではなかろうか。男性パティシエがしきりと失敗したとつぶやいている。

店のWebページはこちら

訪問:2019年12月
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