マチス展

マチスのコレクションが沢山あるポンピドウセンターが改装中なのでこれ幸いと150点以上集めた大回顧展だ。油彩、ブロンズ像、切り紙絵、教会のデザインと幅広い作品に圧倒させられる。ミュージアムショップも充実していてついTシャツを買ってしまった。

國富奎三コレクション展

姫路の大富豪だった國富氏が寄贈した作品の常設展示。
19世紀から20世紀にわたる26点を展示してある。ここでも有名な画家の知らない作品が並んでいてびっくり。これからどこか旅行に出かけるときは美術館や博物館に寄れるようにスケジュールを組んでおこう。

ルネマグリット展

ルネマグリットの絵画が展示されているとき、姫路美術館からの貸し出しをよく見かけるが、所蔵品16点展示は、これも圧巻。写真は姫路美術館の前庭から建物を見たところ。入り口は門を入って左。

ストラスブール美術館展

姫路に用事があって一泊したのだが、ついでに姫路美術館に行ってきた。フランス北東部アルザス地方の中心新都市、ストラスブール近現代美術館の所蔵品100点余りと姫路の富豪國富氏が寄贈したマチスコレクション、ジャズ全点22作。印象派の前から、抽象絵画まで網羅的展示で、画家の特徴がはっきりわかるのに、見たことがない作品が並んでいるのは圧巻。

アールデコの造本芸術展

六本木から霞が関に移動して、日比谷図書文化館でやっている鹿島茂コレクション、アールデコの造本芸術展へ。こちらは写真撮影不可なので、建物の外からポスターを写す。
鹿島茂氏が30年以上にわたって収集した膨大なコレクションから100点余りを見ることができる。アールデコ華やかなりし時代に一世を風靡したが、挿絵の需要がなくなって画家の晩年は哀れな状態だったらしい。造本芸術として装飾の種類などを細かく分析するようなことは、本場フランスでもやってないことで、今回のような企画はこの展示が世界で唯一の物らしいのがすごい。挿画の様式美に感心する。

バスキア展（その４）

スマホで撮影している観覧者が多いが、シャッター音がうるさいね。わざわざ音を作って出しているのは馬鹿らしい。
撮影OKでない作品もお構いなしにバシャバシャしているのはどうかと思うが。

バスキア展（その３）

一部の展示が撮影OKなのはうれしい。子供の落書きのようでこの色のバランス感覚は天才的。撮影はできなかったがノートに落書きしたものも沢山展示されていて、10年しか活動できなかったバスキアの作品としてそれも貴重なものなんだ。

バスキア展（その２）

ふと上を見るとここにもポスターがあり、そうかここが入り口で短いエレベーターで3階まで上がるのだった。チケット売り場で入場券を買うが、一般2100円となかなかの値段で、シニア割引きもない。入ってギャラリーのある52階まで直通エレベーターで上がるのだが、外が見えないので高所恐怖症の私でも安心して乗れる。

バスキア展（その１）

六本木ヒルズにある森アーツセンターギャラリーでやっているバスキア展に行ってきた。こんなところをうろつくのも久しぶりで、入り口がわからずまごまごしてしまった。こんなポスターが張られているが入り口への矢印もないから迷うのだ。

東京減点女子大学

愛知のトリエンナーレは今回の事件でやっていることを知ったのだが、東京でもビエンナーレをやっていることは知らなかった。アーティストのスプツニ子！と西澤知美が出展していることを知ったので行ってきた。場所はCOREDO室町テラス。この辺りは次々にCOREDOが建つが今まで行ったことがなかった。平日でも混雑しているね。

会場は2階で入ったらすぐこの展示がある。扇風機のようなものが沢山取り付けられていて、羽がぶんぶん回り画像が映し出されているのだがどこから投影しているのだろう。写真で撮ると羽が回っていることがわかる
。女子の受験生には点数を減点したという医大の事件があったが、それをおちょくった作品になっている。この医大では男子のエリート医者を育成し、急患があればドローンで医者を運ぶというもの。
入院患者の手術には女医が最新鋭の医療機器で行うの図。
ビデオ展示で病院の受付風景を背景に英語タイトルを表示。減点のところがRejectedになるのが面白い。

スプツニ子！と西澤知美。