Chick Corea RIP

Chick Coreaが亡くなった。私が最初に買ったLPは

Tones for Joan's Bones

• アーティスト: Corea, Chick
• 出版社/メーカー: Imports
• 発売日: 2012/05/01
• メディア: CD

Vortexレーベルの最初のリリースで,同時に出たのはのはKeith Jarrett の、これ。

人生の二つの扉<SHM-CD>

• 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
• 発売日: 2017/06/21
• メディア: CD

Chickの演奏は古い呼び方だが、新主流派ゴリゴリの名演だ。コルトレーンスクールのJoe Farrell.。パリパリした音でスイングするWoody Shaw。うねうねとしてメロディアスなアコースティックベースラインが楽しいSteve Swallow。ブチ切れる盛り上げ方がかっこいいJoe Chambers。
収録曲ではThis is NewとTones for Joan's Bonesは何度も演奏したことがある。2金バンドでStraight Up and Downをやりたいねとテナーサックスの加藤君と話していたのだが、私が引退したのでできずになってしまった。
Chickのアルバムはサイド面の物を含めると100枚近く持っていると思うが、じっくり聞いていこう。

Bill Evans：Live at Ronnie Scott's

ライヴ・アット・ロニー・スコッツ / ビル・エヴァンス (Live At Ronnie Scott's / Bill Evans) [2CD] [Import] [日本語帯・解説付] [英文解説全訳付] [Live]

• 出版社/メーカー: RESONANCE RECORDS / King international
• 発売日: 2020/12/04
• メディア: CD

Eddie GomezとJack DeJohnetteにBill Evansというピアノトリオは長い間モントルーの城のジャケット盤しかなかったが、その後Some Other TimeとAnother Timeが出てきて驚喜したものだが、また新たな音源が発掘された。Jack DeJonettが個人の録音機材をRonnie Scottで仕掛けて録音したもの。ピアノにマイクをつっこんだということだが、バランスや音質は期待できないけど、3人がやっていることは全部聞こえるから嬉しい。

Keith Jarret脳卒中

Keith Jarretが脳卒中に見舞われ、リハビリを続けているけど2018年からピアノが弾けないとのこと。うーん、あの演奏スタイルだと血圧が上がりそうだもんね。リハビリを頑張って、せめて右手のピアニストとしてでも復帰して欲しい。

近藤等則R.I.P.

トランペットの近藤等則が亡くなった。
大学3年のとき、大阪厚生年金会館で東西の大学のジャズコンサートが開かれ、私の属する神戸大学モダンジャズジェネレーションも出演した。東京から東京理科大スパイラルステップスも出演し、近藤が属する京大のバンドと我々のバンドが1曲共演することになった。では練習しようと、京大の部室に行ってガンガン演奏した。この日は寒い日で、広い部室では薪ストーブを焚いていた記憶がある。近藤は最近の演奏とは違い、フレディハバードバリバリのフレーズをゴリゴリ吹いていた。
今回初めて彼のウェブページを見たが、死の前日までTwitterの更新をしているのには驚いた。私と同い年だからなあ、悲しい。遅まきながら演奏を追いかけてみよう。

Seabird2金セッション300回記念セッション

渋谷のジャズ喫茶「Seabird」でトランペットの岩井さんが始めたライブ演奏2金セッションが始まったのは1993年9月9日で、第2金曜日に開催することから2金セッションと岩井さんが命名したのだ。途中、東日本大震災の時と大雪で電車が止まった時の2度休んだが、それ以外は岩井さんの仕事が関西になった期間も残りのメンバーが演奏を続け、とうとう2020年1月10日が第300回ということになったのだった。

いつもは用意したプログラム通り演奏するだけなのだが、今回はジャムセッションもやるということで演奏開始も17時に設定したが、なかなかお客さんが現れないので、岩井さんのトランペット、榎本君のベース、小島さんのドラムに、一身上の都合でもう引退した私のピアノで演奏を始めることにした。
レギュラーメンバーの加藤君と中川さんの到着が遅れているのでいきなりジャムセッションモードへ。アルトサックスはプロの宮崎君、トランペットは三宅君、ピアノは藤田さん。

ピアノの中川さん到着。ここからヴォーカルが入れ代わり立ち代わり。





カナダ在住のEikoさん。ギターは田中さん、ピアノで私も参戦。






テナーサックスの加藤君が到着してようやく2金バンドのレギュラーメンバーがそろった。






アルトサックスの武市さん、トランペットの岩井さん、ピアノの私は神戸大学軽音楽部のジャズの最古参メンバーで、この3人の付き合いはもう50年以上になる。ヤマハのライトミュージックコンテストの決勝大会に行ったときに演奏したのは武市さんと私のオリジナル曲で、今日は私の曲Steps on the Dayを演奏したのだった。

男性ボーカルSaigottimoといつもはアルトサックスだが今日はテナーサックスのゆみり～さん。

というわけで楽しい一夜でした。

Brad Mehldau Trio

ジャズピアノのBrad Meldauがトリオでコンサートをやるというので喜び勇んで聞いてきた。場所は兵庫県西宮の兵庫県立芸術文化センターのKOBELCO 大ホール。
写真は撮れないので開演前には楽器を写す人多数。メンバーはベースにLarry Grenadier、ドラムスにJeff Ballardという今のレギュラートリオ。1曲目は新曲だといっていたが、コード進行が初めて聞く感じで面白かった。拍子は何だろう8分の10拍子かしらん。2曲目も新曲のようでこの2曲だけ譜面を見ていた。その後は譜面なし。ベースもドラムスも鋭い突込みが素晴らしいが、Scott LaFaroがいたころのBill Evans Trioのインタープレイとは違って、エディゴメスが入ってからのビルエヴァンストリオのアプローチ、みんなでゴリゴリやるんだ。やっぱりBradが強力すぎるのだな。休憩なし、アンコール3曲ありの1時間40分。堪能した。

舞子公園学生ジャズコンサート（その４）

今どきの学生ミュージシャンはきちっと基礎を身に着けてという人が多いのかしらん。面白い個性を持った人が少ない気がする。
このバンドは神戸大学だけではなく関学、関大、立命など（具体的な大学名は忘れてしまった）いろんな大学の混成バンドでモーダルな雰囲気の曲もやっていたのが嬉しい。

舞子公園学生ジャズコンサート（その３）

甲南大学は東灘区にある大学で、昔からこの辺の大学ジャズグループは交流していた。

舞子公園学生ジャズコンサート（その２）

随分間が開いたが再開する。 神戸大学と言えば私の母校で、その軽音楽部でジャズをやっていたわけだから彼らは私の後輩になるのだ。演奏は発展途上だけど基礎技術はもうできているようだ。

舞子公園学生ジャズコンサート（その１）

去年の11月のことだが、神戸のあちこちでジャズの演奏が行われたが、舞子公園で無料ライブがあると聞いて行ってきた。JR舞子駅を降りて海側を東に行くと明石海峡大橋を越えて公園がある。明るすぎて写真が飛んでいるが。
舞子公園はこんな感じ。屋台がたくさん出て親子連れも多い。
ジャズコンサートは東の端の旧武藤山治亭のベランダで行われる。