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大阪阿波座のモカ [ジャズ喫茶]

Moca01.JPG大阪地下鉄阿波座駅から徒歩2分。ビルの一階にジャズ喫茶らしくない看板が出ている。昭和49年創業というから45年営業しているのだね。Jazzの文字があるのでほっとする。Moca02.JPGこれが店の入り口でますます怪しい雰囲気。Moca03.JPG店内にはジャズのレコードジャケットが飾られているが、ビートルズのジャケットもあるので気が抜けない。ジャズが掛かっているが小さな音でこれではただのBGMだなと思っていると、LPレコードでちゃんとしたジャズが音量を上げて聞こえてきた。Moca04.JPG純喫茶風客席の後ろにこまごまとしたのもが置かれているがその棚の下にスピーカーが2台入っているらしい。
昭和49年創業からご夫婦で喫茶店を始めたのだが、20年ぐらいたったところで常連客からジャズ喫茶にしたらいいよと聞かされ、ジャズの何たるかも知らず模様替えしたのだった。レコードの知識はないからLPはほとんどジャケ買い。お客さんが置いていったレコードもあって、それがビートルズだったり、T・Bone Walkerだったりする。オーディオ機器をまともに買うと高いので、小型のスピーカーを棚の下に2機、もう入り口横の棚に2機、そして天井からぶら下がった照明の上にも2機設置して鳴らしている。Moca05.JPG奥に見えるのがレコードコレクションで、リクエストしたのは今までの軽いピアノトリオから打って変わってHerbie HancockのMaiden Voyage。マルチスピーカーシステムは結構しっかりした音を聞かせてくれる。
お客さんがなかなか来ないこともあり、そのためにレコードを回すのは大変だから入り口付近にはCDコンポが置いてあって小さな音でジャズを流している。最初のころはオープンリールのテープレコーダーを使っていて、そのあとはカセットシステムに変えたが、どちらも数えきれないほど故障して取り換えた。CDコンポにしてから今のところ故障はなくなった。とのこと。Moca06.JPG本や飾り物であふれたテーブルの下にスピーカーがある。
Moca07.JPG
店の真ん中に置かれているのはミュージシャンのフィギュア。これは何ですかと聞くと、お客さんの中にはジャズを知らない人もいて、その客を楽しませるために置いているという。Little Jammer Proというバンダイがフィギュアを作り、音響をKenwoodが担当したもので、ミュージシャンたちは流れるジャズの曲に沿った演奏する動きをするのだ。色々話が展開してあっという間に時間が経つのだった。
訪問;:2019年11月

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