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読書スピードの低下に悩む Copyright F田 [ハギシリ]

一昔前までは最速、1か月に洋書のミステリーx 5冊と和書10冊ぐらい読んでいたのだが、今はめっきり遅くなって洋書2冊、和書5冊程度が関の山だ。その理由は4点ある。

1つには前にも書いたが通勤時間が無くなったこと。

2つ目は目の焦点がいま一つ合わないから、スピードが上がらないこと。

3つ目は歩きながら読むという技術が使えなくなったこと。昔オフィスが道玄坂上にあったときは坂を下った来る人が少ないので、ぶつかる心配がほとんどなく読めた。左目にコンタクトを入れ、前や横の確認する。右目は少し度数がいいので裸眼で本を読むのに使うという使い分けで、眼医者からも目が疲れにくいやり方、と感心されたぐらいだった。これでぶつかりそうになったのは50年近くやっていて2度だけ。1度は腰を曲げたおばあさんが横から私の前を横切ったとき、もう一度は地下鉄の連絡通路の点字ブロックに沿って歩いていたら、前から来た盲目の方とぶつかりそうになったことだ。しばらく前から人は見えており、左右どちらに回避するかなと思っていたら、まっすぐ進んでくるので慌てて飛びのいたのだった。
ところが携帯電話からスマホに移行するにつれ、何かを見ながら歩く素人さんが街にあふれるようになり、とても危険で歩きながら本など読めなくなってしまった。
4っ目は、風呂での読書ができなくなってきたこと。いつも烏の行水だから、半身浴で5分以上湯船につかれという健康的指示が実行できないので、入りながら本を読んでいたのだ。これが風呂場が昔より暗く感じることと、1の焦点が合いにくいので、細かい字の洋書はほとんど読めなくなってしまった。

紀伊國屋と丸善のあバーゲンでは1回に10冊ぐらい買っていたのだが、速度低下に伴って冊数を減らし、1回5冊程度になってしまった。買う以外にAmazonプライムの会員は対象本が月に1冊ただで読めるので毎月読んでいるから、買い込んだ未読の山で読めるのは月せいぜい2冊。未読の山が今57冊あるから全部読むのに5年もかかることになる。うーんどうしたものか。英語の力をもっと鍛えないとダメかという基本問題に返ってしまうのだ。


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