山下敬二郎夏祭りライブ [音楽]
山下敬二郎といえばロッカビリーの元祖のような人で、その昔日劇で熱狂的なコンサートが連日あったなどということを歴史として知っている程度だが、それが地元の夏祭りに出演するという。昔は大稼ぎしたろうが今はドサ廻りで稼ぐしかないのだろう、大変だね。でもどんなものか行ってみるか、ちょっと聞いて帰ってくればいいや、などという気持ちで出かけたのだった。前の演歌が押したので、始まりは20分遅れたが、そのステージはキーボード、ギター、ベースギター、ドラムスというフル編成のバックバンドが付いて、ガンガン歌う。曲の合間の話も面白くてちっとも体が動かない観客の笑いを誘う。それによると、山下はこの地元に住んでもう18年、というから私より古いじゃないか。今までこんな誘いがあっても出たことが無かったのだが、しがらみが出来てこれが最初で最後ということで出ることにした。普段はライブハウスで2時間半演奏していて、そこでは観客も踊りまくるそうだ。ミッキーカーチスなど昔の仲間と全国ツアーもやっている、と1939年生まれというからもう70になるがすこぶる元気そうだ。Webページもあって、それによると毎月1回から3回ほどステージをこなしているようだ。なお、横で歌っている女性は直子さんといって山下の奥さんだそうで、途中1曲では小学生の娘さんもステージで踊ったのだ。結局1時間のステージを堪能したのだった。
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